シュプスタ

Gunosyが炎上したらしいけども

GoodReaderが終わって早一ヶ月、代替サービスには、Feedlyを使うことにした。使い勝手が良いので、これでいこうと思っている。


FeedlyのようなRSSサービスは、自分好みのサイトを登録して、好きなときにその更新情報を読む。というのが基本的なスタンスである。

特定サイトからの情報を得ておきたいというときや、ジャンルやカテゴリーごとに登録して、その分野の情報を取得するなんてときに便利なサービスだ。

一方、筆者が最近使い出したGunosy(グノシー)というサービスは、少し違う。

Gunosy(グノシー)は、独自アルゴリズムでユーザーの興味にあった情報を取得してくれるという。

Facebookでの「いいね」やTwitterの「つぶやき」などでユーザーの興味を分析し、その人に合う記事を配信してくれるらしい。

なかなか面白いサービスだと思っていたところ、以下のような話をよく目にするようになった。

どうやら、少し前に批判や誹謗・中傷類が多くなり、一時的にその話題で炎上したとのこと。

そのことに触れた記事もいくつか目にした。


思うに、新しいサービスに色々な注文がつくのは自然だろうし、様々なAPIサービスを活用しているからといって何ら悪いことはない。

問題なのは、インターネット上に面白おかしくクレームばかりつけて、大きな問題にしてしまう「大衆心理」なのだと思う。

物事のつまらない点を探し、野次的な心ばかり養っていたのでは、その人の人生自体は暗く、つまらないものになってしまう。

とにかく文句を言おうとか、腹立つから苦情を書いてやろうとか、そんな小さい、狭い、排他的な気持ち、心のカスをためてみても何にもならないと思う。

そもそも、ジメジメしたカスを心にとどめていて、一番被害にあうのは自分なのである。

心にカスをためる癖があるならば、そんなつまらないものは捨ててしまって、もっと明るく、幸せな、美しい心を養うように心がけたいものだ。

さて、そんなこんなでGunosyの話なのだが、これはこれで実に良いサービスだと筆者は思っている。

理由はいたって簡単で、自分の知らぬ角度から配信される情報というのは、様々なアイデアを生み出しやすいものだからだ。

RSSで自分好みの情報だけを取得したり、ネット検索で自分の求める情報を得たりするだけでは、「自分」という角度からは抜けにくい。

ところが、このGunosyは、自分の興味に関係する話について、「自分の尺度ではないところ」から情報を定期的に教えてくれるわけである。

実際に使ってみて、そんな記事が多いような気がする。これは、RSSやネット検索ではなかなか得られないものではないだろうか。

Gunosyを作成したのは、優秀な若い世代とのこと、さらなるサービス向上を期待したいものだ。


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