ChinaTimesの記事によると、Appleが264PPIの高解像度「Retina display(レチナディスプレイ)」を6500万個注文したという。(参照:9to5mac.com

Retina displayといえば、ご存知の通りiPhone4やiPhone4Sに採用され、「iPad3のディスプレイになる」と噂されているディスプレイである。

今回は既に、そのRetina displayがLGとSamsungに注文されているという話だ。

ちなみに、iPad2のときはこのディスプレイが4000万の注文だったそうなので、その数を60~70パーセント上回る注文となる。

現行iPad2のディスプレイを大量にこれから注文することは考えにくい。

もし、この話が本当であれば、「次のiPadのディスプレイを注文している」と考えるのが自然だろう。

先ほど入手した「iPad3が3月7日に発表」という噂とも絡まって、注目に値する話である。

もちろん、Appleからの正式発表ではない以上、100%とはいえない。

iPhone5のように噂だけ先行して、発売が長引く可能性もある。

しかし、例年のiPad発売時期に近づくにつれ、確定的ともいえるような噂が頻繁に出現してきているように感じている。

これまで何度も噂されてきたiPad3だが、そろそろ収束を迎えるような勢いだ。

プロトタイプか本物か

おまけに書いておくと、以前「iPad3はSHARP製ディスプレイが採用されるのではないか」という話があった。

しかし、今回の話ではSHARP製のディスプレイが注文に入っているのかは明らかではないようだ。

日本のSHARPといえば液晶の最高峰なので、ぜひとも頑張ってほしいところである。

上記の写真はiPad3かもしれない「SHARP製のパーツ」を組み合わせた写真の一部だ。

興味ある方は写真のリンク先をご覧いただきたい。

それにしても、6500万個という数には驚きを隠せない。

注文が真実であるならば、「iPad3を世界中に売ろう!」というAppleの意気込みだろう。

人気も高まるだけ高まり、次期iPadのさらなるレベルアップがあちらこちらで噂されている。

もうじきあるのか、ないのか。

Appleからの公式発表が期待される。