本日は新型iPadの発売日。

各店舗には並ぶ人の群れ。

いつものように、Apple製品の発売日はお祭り騒ぎである。

筆者も出先の仕事がてら、ソフトバンクショップで新型iPadに軽く触れてみた。

今回は、その簡単な感想と、筆者のような旧式iPadを持つ人は一体どうすべきかについて書いておこう。

Retina displayはやはり美しい

新型iPadの第一印象は、やはり「美しい。」

Apple製品の人気は、この美しさからくるといっても過言ではないと思う。

Retina displayになって、より一層その感じを受ける。

現在、iTunesではこの「Retina display対応アプリ用の新しいセクション」が設けられているようだ。

また、バージョンアップした新型iPadのカメラも、かなり綺麗である。

この画質なら、新型iPadで撮影したものを「そのまま編集」しても立派な動画が出来そうだ。

そんな新型iPadの「Retina display」と「5メガピクセルのiSightカメラ」を前にして、旧iPadユーザーはどうすべきなのか。

以下、考えてみる。

初代iPadを持っている場合

まず、初代iPadを持っている場合、新型iPadは今すぐにでも買い替えるべき「素晴らしい製品」である。

なぜなら、初代iPadはカメラがなく、ディスプレイも普通。CPUも違うので、操作の処理速度がかなり違う。

初代iPadユーザーは、今回の新型iPadを手に入れることで、たくさんの恩恵を受けることができるはずだ。

もし、iPadが必要だと考えているのならば、他の買い物を抑えてでも新型iPadの即買いをおすすめしたい。

iPad2を持っている場合

続いて、筆者のようにiPad2を持っている場合は、どうすべきだろうか。

「どうすべきも何も、好きにしたら良い」という意見は、この際考えないことにしたい。

地球温暖化が深刻になっている現代、「特に考えもせず、欲しいものを欲しいときに買う」という風潮は改めなければならないと思うからだ。

もちろん、何でもかんでも節約すればよいのかというと、そうではない。

つまり、買い物は、「必要なものを必要な分だけ買う。」

これが原則だと思うのだ。

それでは、昨年発売されたばかりのiPad2を持っているにもかかわらず、即買いしてよいものなのか。

現在、色々なことがiPad2で事足りているにもかかわらず、新型iPadは筆者にとって本当に必要なものなのだろうか。

以下、筆者の頭の中で起きたことを書き出してみた。

たしかに、今回のメリットである「Retina display」は魅力的である。

筆者のようにiPadで本を読む人にとって、喉から手が出るほど欲しい優れものだ。

電子機器によって少しずつ目が見えなくなってきているので、「目が疲れにくい」というのは物凄く嬉しい。

実際に新型iPadを店頭で手にしてみたところ、iPadが一枚の写真のように感じるほど綺麗だった。

目が疲れないというのも本当だろう。

そして、「5メピクセルのiSightカメラ」も筆者にとっては嬉しいスペックである。

先日も書いたように、iPhoneでの動画編集は、画面が小さくてやりづらい。

これがiPadでそのまま出来るようになると思うと、たまらないというわけだ。

かなり魅力的な新型iPad、触れば触るほど欲しくなってくる。

しかし、考えに考え抜いた結果、・・・もう少しだけ間をおくことにした。

つまり、今のところ「買い替えも良いが、現行iPad2でも良し」といったところで、即買いするほどの結論が出なかったのである。

毎年、発売のたびに買ってたら、色々な意味で大変である。

以前は少しでも軽くなれば買い替えようと思っていたのだが、むしろ重くなってしまった。

その辺も筆者の買い控えの理由になっている。

旧iPadをどうするか

「旧iPadがもったいない。」

さて、仮に新型iPadを買った場合、旧iPadは当然使わなくなる。iPadを家に眠らせているだけでは、何だかもったいない。

そんな場合に考えられるのは、以下の選択肢である。

1.旧iPadを誰かにプレゼントする(買ってもらう)
2.下取りに出す
3.新型iPadを誰かのプレゼントとして購入する

これなら、きっと誰かが使ってくれるので、iPadが無駄にならない。

少なくとも、家の写真立てにするよりは、有効に使われるだろう。

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以上、触ってみて、当然素晴らしかったiPad。

旧iPadを持っている人でも、必要ならば買い替えもアリだろう。

もちろん、新しいものを購入したならば、違う形で地球環境保全(CO2削減など)に貢献したいところだ。

筆者は今のところiPad2で十分な気がするので、もう少し様子を見ようと思っている。

ただ、「家に帰ったら即刻、妻に相談しよう。」と心に決めたのは、事実である。