なぜか始まってしまった2014年の東京都知事選挙戦。
多くの国民が感じているように政治や行政の世界は、残念なことばかりである。

国のこと、国民のことを考えている政治家が一体どれだけいるのだろうか。
本気で疑問に感じてしまう状況だ。

2014年の東京都知事選挙も例外ではない。
選ぶべき候補者は正直、1人もいないのではないだろうか。

「もう考えたくもない」

国民の多くはそう感じていることだろう。

筆者も正直、ばかばかしくて腹が立ってしまうほどだ。

しかし、我々にとって大切な事は、政治の問題が「政治家だけの問題ではない」ということを知ることである。
政治家の責任を追求しただけでは、決して解決しない根深い問題なのだ。


というのも、国の政治がロクでもないのは、国民の心の反映だからである。
国民の心の根深い部分にロクデモナイものが消えないから国の政治も良くならない。

これは我々の潜在意識について学べば学ぶほど、間違いない事実なのである。

もし、政治のせいにしている読者がいれば、今日を機に自らの心を省みる習慣をつけることをおすすめしたい。

自らの心に汚いものがないか。

自らの心に嘘や偽りがないか。

自らの心に自分勝手な思いはないか。

そして、仮に改めるべき点が見つかったのなら、それらの改めるべき点をもつ自分は「偽物の自分である」と断言する。

本来の自分をみつめて偽物を否定し、「内なる神」を顕していくことが大切である。

我々、国民一人一人のうちから悪しき感情が抜けていけば、政治の世界からも汚いものが消えていく。

それ以外に、政治を良くする道などないのである。