もう10月も終わろうとしている。

WiMAX2+の開始時期が10月末ということでそんな時期なわけだが、その詳細はWiMAX2+の公式サイトだけではよくわからない。

ということで、WiMAX2+の情報を掲載している「Impress Watch」を見てみることにしよう。

2年後の速度制限は「これからの検討課題」開始目前のWiMAX 2+、関係者の「ぶっちゃけ話」満載?「UQお客様の会」レポート

WiMAX2+について多岐に渡って書かれており、探り探りで進められているような感じがする。

さて、気になる速度制限についてだが、以下の話は筆者も同じ考えだ。

野坂氏は、モバイル通信の世界は短いスパンで大きく変わっていくものだとし、2年後に予定されているWiMAX 2+の7GBの制限も、「これからの検討課題」とした上で、仮に速度制限がかかった時でも「ノーリミットモードで最低でもWiMAXの40Mbpsで使えることが他社にはない最大の魅力」と述べた。


たとえ、通信制限がかかったとしても、WiMAXは使えるので、高速通信に変わりはないわけだ。

要するに、携帯会社の通信制限とは少し違う。

しかし、気になるエリアについては、以下の通り。

従来のWiMAXの際、決意表明して7000局を作ったときには1年間かけたが、今回は無線機器を受け取ってから半年以内で7000局を作る必要があるとのことで、その苦労を吐露。正直に言えば、開始当初のエリアはそれ程多くない、と明かした。それでも、最初は駅、そしてそこまでの導線を完璧にすることを目標に、まずは首都圏からエリアを作っていきたいとした。

前にも書いたように、使えるエリアは限られているようだ。

狭いエリアを考えると、今すぐWiMAX2+にするメリットは少ないかもしれない。

また、料金は今の価格を維持しつつも、縛り期間が2年間なので、簡単には判断しづらい。

仕方のないこととはいえ、WiMAX2+対応端末が少ないのも残念なところだ。

ということで、筆者は、飛びつきたい気持ちを抑えつつ、WiMAX2+がどう展開していくかを見守りたいと考えている。

現状、LTE回線とWiMAXでも十分に充実しているので、もうしばらく様子をみて、WiMAX2+サービスが整ってからでも決して遅くはないだろう。