来週に決まったアップルの発表、日本語中継はいつものようにmacwebcaster.comで行われる予定である。
サンフランシスコとは時差があるので、日本時間では2012年3月8日の午前2時30分開始からとなっている。
深夜の遅い時間だが、新型iPadの発表を始め、期待感溢れるAppleイベント。
眠い目をこすりながらでも、生中継を見たいところである。
見どころ満載
見どころはなんといっても新型のiPad3が「どんなものになるのか」だろう。
当サイトでも度々取り上げてきた大人気のiPad3。
スペックの向上など、細かいところで噂されている話は山ほどある。
その中で主な話を振り返ると、
・CPUがA6なのかA5Xなのか
・auからの発売があるのかないのか
・iOS5.1の発表
・Siriの日本語版
・LTE搭載の有無
・iPad3かiPad2Sか
・Retina Displayの有無
・ホームボタンの有無
などがある。
Appleからの発表では、新型製品の名称はもちろん、スペックも明らかにされていない。
確実視されているものは多々あるが、詳しくはAppleの発表で分かる。
招待状に隠されているもの
3月7日の発表の前に、上記の招待状の意味について少し考えてみよう。(発表の日本時間は8日の午前2時30分~)
まず、ホームボタンがないというのは、上記の招待状から浮上した話である。
確かに写真を見ると、指の下にホームボタンは存在しない。
あえて横向きや逆向きにしたのかもしれないが、なにやら意味のありそうなメッセージにも見える。
ただ、iPadの画面が大きくなるということもなさそうなので、現状のiPadの形からホームボタンがなくなってしまうと、逆に不便である。
あえて不便にする理由も特に見当たらない。
そんなわけで、ホームボタンは普通についているのではないかと筆者は思う。
次に、写真のアプリを見てみると、地図、カレンダー、そしてKeynoteがある。
地図とカレンダーはいつもの招待状と同じで、イベントの時間と場所といった開催要項だと分かる。
ここで気になるのは、Keynoteだ。
発表は「Keynoteを使って行う」なんて当たり前の話かもしれないが、何かありそうな感じがする。
いうまでもなく「Keynote」はプレゼンテーション作成ソフトで、誰でもプレゼンを美しく、クールに作成することができる。
筆者も色々な会合、説明のときに活用しているアプリの一つである。
当日の発表では、そんなKeynoteユーザーに嬉しい情報があるかもしれない。
最後にメッセージ「“We have something you really have to see. And touch.”」である。
日本語訳すれば、「我々は、あなたが見るべき本物の製品を持っている。触ってみてくれ。」といった感じだ。
メッセージから伺えるのは、かなり自信たっぷりの様子である。
このメッセージから考えるに、触ってみるべき本物の製品は、iPadだけではない。iPhoneはもちろん、iPod touchも本物の製品である。
したがって、噂がほとんどでなかった「iPod touchの第5世代」がiPadに付随して発表されるなんてことも、・・・ないとはいえない。
ということで、当日はきっと、ユーザーを驚かせるような素晴らしい発表が待っているはずである。
楽しみに待とう。