皆さん、おはようございます。

今日もご訪問感謝申し上げます。

さて、早速ですが、本日も『新版光明法語 道の巻』から引用していきたいと思います。

幸福を外の世界に求めるな
吾々は誰も幸福を求める。然し乍ら大抵は外の世界にそれを求め、外の手段方法をとつおいつ心配して心を労するのである。併しそれは拙劣なる求め方である。労して誰も幸福になれるのであったら、「稼ぐに追いつく貧乏なし」の諺その儘に働く人は誰も彼も幸福に豊かに富める筈であるが、事実は「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりじっと手を見る」と云う石川啄木の歌のように、いくら人間力で労して見ても幸福になり切れない場合が多いのである。爰に反省しなければならぬものがある。心の方向を転換しなければならぬ。

(『新版光明法語 道の巻』P.154より)

働いても働いても楽にならない。

一生懸命仕事しているのに幸せを感じない。

それは何か違う方向に幸せを求めているからかもしれません。

幸福を外に外に求めても得られないのは、幸福は外にあるのではなく内にあるからなのです。

吾々は、内にある幸せに気づく必要があります。

心の向きに変えて、うちへうちへと求めたときに見えて来るものがあるのです。