今日は、iPhone 5sの発売日。読者はどうされる予定だろうか。

ちなみに、筆者は並ぶつもりもなければ、予約するつもりもない。もちろん、新しい機種がいいに決まっているが、今回は見送ろうと思っている。

iPhone 5sが発売しても買わない理由で書いたように、今のところはiPhone 5の使い心地で十分なので、買い替えの必要性がないからだ。

カメラ性能がもう一つレベルアップしていれば考えたが、まぁ来年以降に期待しておこう。


さて、これからiPhoneを買う人はどこのキャリアにするか決まっただろうか?

おそらく、ドコモ、au、ソフトバンクと各社出揃ったところで、どこにするか迷う気持ちが大きいはずだ。

もし、迷わないというなら、考えるのが面倒か、よっぽど携帯会社から恩恵を受けているか、変えられない事情があるかなのだろう。

どこの通信キャリアがよいのかは人によるのだが、解除料金の発生する「2年契約期間」が終わる人は、通信キャリアを乗り換えてしまうのが一番だと思う。

2年縛りが消えたら新型iPhoneに乗り換えよう

そして、携帯会社特有のいわゆる「キャリアメール(softbank.ne.jpなど)」を活用している人は、この機会にGmailなどのPCメールへの乗り換えをおすすめしたい。

そうすれば、どこの通信キャリアでも電話番号をMNPで変えずに、メールアドレスも変えずに、携帯会社のサービスやキャンペーンを吟味して選ぶことができる。

なぜ乗り換えをすすめるのかといえば、各社ともにMNPで乗り換えてくる人への待遇を良くしているからである。

ドコモへおかえり割 | iPhone | NTTドコモ

ドコモへスイッチ学割 | iPhone | NTTドコモ

バンバンのりかえ割 | ソフトバンク

auにかえる割 | au

U-22 auにかえる割 | au


例えばソフトバンクの乗り換えキャンペーンは、980円の基本使用料が2年間無料かソフトバンクポイント24000ポイント付与とある。

980円×24ヶ月=23,520円。

ここから新規契約手数料3150とMNP手数料2100円がかかるとしても、18,270円得する計算だ。

学生向けの乗り換えを利用すればさらにお得である。

980円×36ヶ月=35,280円
1050円×36ヶ月=37,800円

合計73,080円から3150円と2100円の手数料を引いても、・・・なんと67,830円もお得ということになる。

やりすぎなくらいだ。

注意すべきはホワイトプランが二年契約、自動更新、途中解除は9,975円の解除料金という点だろうか。

ちなみに、乗り換えがなぜこれだけ優遇されるのかといえば、各社、新規契約者が欲しいからである。

書くまでもないことだが、契約者数がものをいう世界なので、契約者が増えれば通話料や通信料で十分元は取れるし、契約者数の増加は会社の利益に直接つながっていくわけだ。

乗り換えてから2年間でやめない人をそのまま長期に獲得できることも多いので、乗り換えに力を入れるのは当然だといえる。

とりわけ若い人は、そのまま契約者であり続けることが多いために、若い人向けのキャンペーンを展開する。

まぁ、事情は、そんなところだろう。

その分、既存のユーザーは、無視されているといってもよい。各社、釣った魚にエサをやる気はほとんどないのである。

したがって、各社そこまで(ドコモは微妙だが)料金がかわらず、都市部ではほとんど電波が変わらないとなると、乗り換えがお得なのは明白なのだ。

もちろん、2年間は使い続けるというのが条件だが、最近のiPhoneは数年間使える贅沢な端末である。

この端末で2年間満足できない人は、贅沢のしすぎで感覚が麻痺しているタイプだと思う。自分を含めて気をつけたい。

ということで、どこに乗り換えますかね?