深夜のApple発表、やはり新型iPadが発表された。

・美しいレチナディスプレイ

・グラフィック性能の向上したA5XのCPU

・5Mピクセルカメラ

・1080PのHDビデオ

・Siri対応

・アメリカでのLTE

これからiPad購入を検討している人にとっては、非常に魅力的な新型のiPadといえる。

iPadをお持ちでない方は、ぜひこの機会に手に入れることをお勧めしたい。

発売日は2012年3月16日、予約はもうすぐ始まるそうだ。

新型製品以外の嬉しい話

さて、筆者はiPad2を持っているので、正直新型のiPadには目新しさを感じなかった。

美しいグラフィックはもちろん魅力的だが、カメラはiPhoneで撮れば良いし、速さが変わらないので操作性は一緒である。

重さや厚みも若干だが増えてしまった。

そのため、iPad2を持っていれば、特別買い替えの必要はないだろう。(iPad2は少し安くなって販売されることになった。)

個人的には、今回発表されたiCloudの動画対応(撮影した動画が共有できるのではなく、iTunes in the Cloudにおけるmovieの話だった。)、iWorkのアップデート、iPhoto、iMovieあたりのアップデートが嬉しい。

Macユーザーにとっては、たまらない話だ。

今回の発表を見ながら感じたのだが、Appleはいよいよ「Mac」を売り出したいのが本音のような気がする。

アプリの紹介が多いのも、きっとその先にMacがあるからである。

iPadとiPhone、それにMacが加わればユーザーの利便性はさらに向上する。

PC、タブレット、携帯電話、この3つをすべて持っている会社というのは本当に強いと思う。

「この先、MacがWindowsに取って代わる時代がくるかもしれない。」

新型iPadの発表にも関わらず、なぜかMacを考える。

そんな発表だった。

尚、名称はiPad3でもiPadHDでもなく、「iPad」

今後は特別な名称を付けず、「iPad」として売り出していくようだ。

また、取り扱いはソフトバンクのみのようである。

そして、iPod touchファンが密かに期待していたiPod touchの5世代の発表はなく、何事もないように終わってしまった。

一体、何時になるやら・・・。