最近、iPhone4SからEvernoteへの「画像・PDF・音声」保存にハマっている。

iPhoneとEvernoteを使いこなしている人からすれば当たり前の話なのだろうが、使い始めて一層分かる便利さである。

保存しておきたい写真や資料など、カメラやスキャナでEvernoteに放り込んでおけば、あとで見返したいときにすぐ見つかる。

データはEvernoteに保存されるので、プレミアム会員になれば容量も気にする必要がない。

使えば使うほどクラウドサービスの素晴らしさを教えてくれる。

Evernoteは、そんなサービスである。

真面目な話、このEvernoteにデータを保存し、溜め込んでいくだけでも「満足感」がある。

もちろん、保存したものを活用しなければ効果は薄い。

しかし、単に保存しておくだけでも「必要なものを必要な時に出せない」というリスクは確実に減るのである。

Evernote対応スキャナ・アプリなど

さて、Evernoteにデータを放り込みすぎて、気付けばEvernoteのプレミアム会員。

そんな筆者は、色々なものをスキャナや写真で撮って、Evernoteに放り込むようにしている。

今回は、筆者が使っている便利なツールとアプリを一気に紹介しておこう。

はじめに、自宅用のスキャナ「ScanSnap S1500」

初期投資は大きいが、本や書類を自宅で快適にスキャンできる。

当然、「ScanSnap S1500」でEvernoteにデータを入れ始めると、あっという間に無料のEvernote容量をオーバーしてしまう。

したがって、「ScanSnap S1500」を使うなら、Evernoteのプレミアム会員になる必要があると思う。

むしろ、「ScanSnap S1500」は、Evernoteのプレミアムな使い方をするためのツールだといってもよい。

そんなこともあってか、現在この「ScanSnap」系の対象製品を購入すると「Evernoteプレミアムがもれなくもらえる!キャンペーン」が行われている。【2012年3月31日まで】

続いて、スキャナアプリやEvernote連携アプリを並べてみよう。

まずは、カメラロールやフォトストリームの写真をEvernoteに保存するアプリ「PictShare」

「PictShare」はスキャナではないが、iPhoneやiPadに保存されている複数画像を選択して、「一度に転送出来る」という便利なアプリである。

エバーノートの公式アプリでも複数画像の登録は可能だが、「iPhoneに保存している画像を一気に選択して保存したい」ときは「PictShare」を使う。

次に、よく使うiPhoneスキャナーアプリ「CamScanner+」

無料版でも十分だが、筆者は有料のものを使っている。

連続撮影、Evernote保存、PDF画質など、なかなかの性能である。

特に複数枚数をスキャンしたいときは「CamScanner+」が一番使いやすい。

使い手をよく考えているアプリだ。

次に、「JotNot Scanner」

こちらもEvernoteなどに送れるので、機能的にはCamScannerとほぼ同じ感じである。

価格が安いので費用対効果は一番良いと思う。

ただ、筆者は使い勝手の良い「CamScanner+」のほうをよく使っている。

一応、JotNotの無料版もあるのだが、広告がうるさいので有料版の方が良いだろう。

ちなみに、JotNotは、上記のアプリよりも「JotNot Scanner Single Page」がおすすめである。

JotNot Scanner Single Pageは、「書類を一枚だけスキャンしてEvernoteへ送る場合」に便利なアプリだ。

素早くPDF化して、Evernoteに放り込むことができる。

そして最後に、OCR機能付きスキャナアプリ「Snap2PDF」

Snap2PDFは、Evernoteに直接保存できないものの、日本語OCRに対応している優れものiPhoneスキャナである。

撮影したものをGoodReaderなどに放り込んでおけば、文字で検索もできる。

完璧な精度とはいえないが、何かと役に立つと思う。

以上、ご参考まで。

とにかく、データ化出来るものはデータ化し、「必要な情報を即座に引き出す力」を養いたい。

※Evernoteメモの同期はATOKPadが便利である。