この時期はどうしても政治ネタが多くなってしまうのだが、何とか世界を住みやすくしたい、本物の日本を顕したいという一心である。

どうかお許しいただき、興味のない方もぜひお付き合い頂きたい。

さて、近頃、「脱原発」という言葉が空を舞っているが、筆者も脱原発を支持する人間である。稼動させていては日本どころか世界の未来はない。

しかし、「脱原発」だけでは、日本人として納得できないのが正直な気持ちである。「脱原発」でありながら、日本の国にはしっかりと奮い立ってもらわねばならない。

そんな中、卒原発を掲げて登場した日本未来の党。右も左もないという「びわこ宣言」を掲げて、原発のない世界を目指している。

この宣言自体は、筆者も大賛同する。

ところが、「右も左もない」という日本未来の党の中身を見てみると、国を売り飛ばそうという思想を背景に持つ人が大半を占めているようである。これでは、右も左もないという「看板に偽りあり」ということになる。

仕舞いには、都知事選挙で完全に左翼思想の候補者を日本未来の党として支持する始末。これでは背景にある思想が偏っていると思われても仕方がない。

びわこを日本や世界のためではなく、中国や韓国のために残そうというつもりなら筆者は大反対である。

もし、リベラルな政党を目指しているのなら、せめてもう少し偏りのない政党にしなければいけないと思う。

ただ、原発政策を改めず、反省の色もない自民党には愛想が尽きた。あまりの右傾化も危険だ。

どちらも、なぜこんなに偏ってしまうのか。いまだに候補を絞れないのが現在の正直な感想である。