IPCCによる地球温暖化の報告書はいよいよ紛争の可能性について言及するようになってきた。ニュースによれば、かなり深刻な議論までなされているという。

読者は温暖化で戦争が起きる可能性について考えたことがあるだろうか。


以前からこの問題について調べ、学んでいる筆者にとっては紛争が起きる可能性について取り立てて驚くことではなかった。

このまま温暖化を放置すれば、各国は戦争を招くことになるのである。

正直、それはそう遠くない将来かもしれないし、大げさな話でもない。

枯渇する石油などの化石燃料。

資源争いで戦争が起こるのは今に始まったことではないのだ。

事実、我々はこれまでそんな争いを何度も目にしてきた。

温暖化しないから大丈夫なんていう保証はどこにもない。

筆者は、どうにかその争いを防ぎたいし、防がなければならない。

では、一体どう防いでいけばよいのだろうか。

各国の政府や有識者が解決してくれるのであれば苦労はしないが、この問題は一部の人間だけでは解決できない問題である。

吾々にできるこの紛争を避ける唯一の手段は、吾々自身が取り組みを始めることだと筆者は思う。

つまり、この記事を読む読者が温暖化防止の努力をしていくことだ。

地球温暖化は、世界の国や政府だけの責任ではなく、個人レベルにも責任がある。

温暖化による世界の戦争を防ぐためには、一人一人の取り組みが必要なのだ。