皆さん、こんばんは。

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

本日のテーマは「完全な自由を得るために」の続きです。

昨日は、人々の心の中に「世の中、金だ」という思いがあるから、結果としてそんな世界があらわれてくる。

金ばかり集めて自由を得たようでも、実際のところは不自由となる。

世の中、金ではない。

そんな話を書きました。

では、世の中で大切なものとは何でしょうか。

本当の自由を得るためにはどうしたらよいのでしょうか。

今日はそんなところの話です。

読み進めていきましょう。

神をわがものとせよ
完全の自由を得るには「完全の自由の本体」をわがものとしなければならぬ。「完全の自由の本体」とは全智全能なる神のみである。全智全能なる神をわがものとしたときにのみ「完全な自由」が得られる。全智全能をわがものとするには小智小能を捨てなければならぬ。即ち自分の「我的欲望」を捨てなければならぬ。自分の小さい知恵を握っている限り、どんな大きいものがあっても握るわけには行かぬ。大きいものを握るには、今まで握っていたものを先ず離すことだ。

(『新版光明法語 道の巻』P.308より)

ここに本当の自由を得る方法が書いてあります。

本当の自由を得るためには、神をわがものとする必要があるのです。

つまり、世の中は”かね”ではなく、”かみ”が宿っている。

このことに気づいた人は実に幸せな人だと思います。

我の生き方をしている限り、本当の自由を得る事はできないのです。