3つの観点から考察して

iPod touchやiPadの無線LAN[WiFi]に耳よりな情報を掲載しておこうと思う。


去る3月12日、イー・モバイルのモバイルWi-Fiルータ[無線LAN]に、上位機が発売された。

その名も「Pocket WiFi(GP01)」

この「Pocket WiFi(GP01)」は、現時点でiPadやiPod touchの無線LAN[WiFi] を選ぶ際、最有力候補に挙がってくる無線LAN[WiFi]である。

以下、当サイトおすすめ無線LAN[WiFi] のWiMAXと、今回発売された「Pocket WiFi(GP01)」を3つの観点(エリア・速度・費用)から考察してみた。

エリアで勝るのはPocket WiFi(GP01)

筆者はiPod touchの無線LAN[WiFi]にWiMAXを使っているのだが、WiMAXの唯一の問題はエリアだと思う。

如何に高速なWiMAXといえども、地下などのエリア外では使いものにならなくなってしまうのだ。

もちろん、WiMAXが使えない地下部分を公衆無線LAN[WiFi]で補うことはできるが、対応エリアは広ければ広いほどよい。

今回発売される「Pocket WiFi(GP01)」はイー・モバイルエリアで使えるため、WiMAXで使えないエリアや地下エリアなどにおいて使用が可能になる。

WiMAXのエリア外に住んでいる場合や、主要な場所で使えなかった場合など、今回発売された「Pocket WiFi(GP01)」を試してみる価値は大いにあるだろう。

WiMAX並みの速度アップ

「Pocket WiFi(GP01)」で何よりも嬉しいのは、通信速度が早くなったことである。

なんと最大21Mbps、これまでの約3倍だ。

今までPocketWiFiの課題は速さだったが、最大速度がWiMAXの半分に達し、自宅回線並みの速さでの通信が可能になった。

場所によってはWiMAX以上のスピードで通信することが出来るので、WiMAXのエリアで悩む人にもお勧めできる。

費用面はWiMAXだが・・・

WiMAXと比較すると月額料金は「Pocket WiFi(GP01)」のほうが高い。イー・モバイルの難点は費用面にあるといってもよいだろう。

しかし、この度のスピードアップで、WiMAXのように自宅回線を「Pocket WiFi(GP01)」にして、データ通信を一つに統一することもできる。

自宅回線をイー・モバイルのデータ回線でまかなうことができれば、費用の問題はある程度解決されると思う。

尚、最大21Mbpsという速さは、光や高速ADSLまでは行かなくても、自宅で十分使える速さである。

まとめ

以上、エリア・速度・費用の3つで考察してみると、今回のPocketWi-Fiは今までと一味違い、WiMAX派の筆者も考えてしまうくらいの逸品だ。

iPod touchやiPadの無線LAN[WiFi]を選ぶ際に候補となることは間違いないだろう。

「Pocket WiFi(GP01)」詳細

「Pocket WiFi」シリーズで、下り最大21Mbpsの無線LAN高速データ通信に初めて対応した。

発売日:平成23年3月12日
エリア:イー・モバイルのサービスエリア
連続通信時間:約4時間
連続待機時間:約300時間
外部メモリ容量:最大32GB
サイズ:約幅48.6×高さ95.5×奥行き14.1mm
重さ:約80g(電池パック装着時)

これまでの「Pocket WiFi(D25HW)」の上位機種にあたり、通信速度は「D25HW」の約3倍。(下り最大21Mbps、上り最大5.8Mbp)

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「Pocket WiFi(GP01)」