昨日紹介したイー・モバイルの「Pocket WiFi LTE」

速度・エリア・料金を総合的に考えてみると、なかなか良いWiFiだと思う。

あらためて検討してみても、そう感じる。

このLTEやWiMAX技術の発展のお陰で、ユーザーは家でも外でも高速通信できるようになった。

高速通信技術の著しい進化には、驚くばかりである。

これらLTEやWiMAXといったサービスは、今後ますます発展していくことだろう。

さて、2012年7月、そんな高速通信サービスを展開するイーモバイルが「Pocket WiFi LTE(GL04P)」を発売する。

LTE端末の新機種である。

この「Pocket WiFi LTE(GL04P)」は、下り(受信時)最大150Mbps、上り(送信時)最大50Mbpsの高速通信を可能とする通信規格「UE Category4」に対応しているとのことだ。

「UE Category4」に対応するWiFiルータは「Pocket WiFi LTE(GL04P)」が世界で最初のものになる。

「世界で最初」というのは、それだけで凄いインパクトである。

イーモバイルのLTEを契約するなら、この世界初の新機種を待つのも良いかもしれない。

ちなみに、連続通信時間は約9時間、最大10台までのWiFi対応機器に同時接続できるので、性能的にもなかなかのものだ。

注意点としては、現在の「EMOBILE LTE」の通信速度が下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsだということだろう。

WiFiルーターが下り最大150Mbpsを実現できるとしても、「EMOBILE LTE」が75Mbpsならそれ以上の速度は見込めない。

もちろん、そのうち対応することにはなると思うが、購入してすぐに下り最大150Mbpsの速度を実現できるわけではないということだ。

また、昨日書いたように、「EMOBILE LTE」エリア外の通信可能エリアでは、下り(受信時)最大37.5Mbps、上り(送信時)最大12.5Mbpsの「EMOBILE G4」エリアになることも重ねて注意しておきたいところである。