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今日のテーマは、「“至誠神を感ず”について」です。

至誠神を感ず
至誠神を感ず
嘉永二年八月カ「※守永弥右衛門に与ふる書」

【訳】まごころは神様さえも感動させる。

※長州藩士。荻野流砲術家。松陰は十七歳の頃、守永に従学した。
(『吉田松陰一日一言』P.50より)

有名な言葉の1つです。

この訳文では「まごころは神様さえも感動させる」となっていますが、私は至誠の中に神が宿っていると考えます。

つまり、誠の心を捧げるときに、人間は神様を感ずるようになっているということです。

誠の心そのものが神様の心であり、感動するのは周りの人々であり、自分自身である。

怠けたり、ふざけているうちは神様を感ずることなどできません。

まごころを尽して、人々の幸せのために働いた時に神様を感ずる。

だから、“至誠神を感ず”なのです。